ロイヤルコペンハーゲンにあった「グリーンキャンペーン」のフライヤー。レイアウト、色使い、きっちりしている。ざらつきが実にいい感触。印刷は特色のみだろう。黒もやや明るい。それにしても、右を見ても左を見てもエコだ。やれやれ。
CO2削減については私自身、なんとなくズレた議論だなあと感じている。目標はCO2削減ではなく、健全な地球の保持だと思うのだけれど、そこがなんだかズレている。グリーンサンタの活動の基本は森林の保護、育成だったと思う。その延長として持続可能な社会の実現だったはず。しかしこのところ、表現がCO2削減に切り替わっていて、不自然な気がする。
日本というのはなんだか自虐的なんだけれど、森林の育成についてはもっとも早い段階で着手したのが日本だ。ヨーロッパはここ10年ほどで危機を感じ、ようやく成果が出始めたところだ。北欧のデザインやエコが喧伝されるのも実は北欧では今大きな声でエコを叫ばないと本当に森が危険だからだ。そしてそのための活動が活発だから目立っている。世界の風潮とタイミングがあったのだ。エコをうたう雑誌の編集者はこの事情をちゃんとわかっているんだろうか。
目標をC02削減から環境保護に戻した方がいいと思いません?
グリーンサンタ
http://www.greensanta.jp/ロイヤルコペンハーゲン(日本語サイトは工事中)
http://www.royalcopenhagen.com/


