すべてのポケモンカードはミルキィ・イソベさんが目を通している。デザインは発売開始からミルキィさんが担当し、アシスタントが組み込み、最終的にはすべてをミルキィさんがチェックしている。今もこの体勢。カードに付いているポケモンのイラストはカードの下の方に名前が書かれている。このイラスト部分以外はすべて、解説もパッケージも、店頭用の道具やポスターも一切がミルキィさんによるものなので、自然に統一感が出ている。
シリーズが伸びてくるとルールが変わる。カードでもそういうことが起きて、微修正が続いて今に至っている。発売当初のポケモンのルールに名前は8文字まで、というのがあったそうだ。子どもが喜ぶものなんだから覚えやすくないといけない、ということだったらしい。ミルキィさんとしてはレイアウトを考える中で、これは絶対条件だよね、と思ってカードをデザインした。ところがルールを覆す事件が起きた。ポケモンジムシリーズというシリーズが出たところで、「サトシの○○」「エリカの△△」という名前が登場。これ8文字じゃないよーとミルキィさんはその時唸っていた(たまたま事務所で赤羽卓美さんと打合せしているのを目撃したのだ)。しかし確かにポケモン自体の名前は8文字以下。カードデザイン自体の組み替えが必要になった。さらに「わるい××」という名前も登場。人名はフォントサイズを下げることで対応できたものの、「わるい」を小さくする訳にはいかない…。新しいレイアウトを考える。
しかし使って遊んでいる子どもたちには同じものとして見てもらえないといけない。少しずつ変化させてゆく。そして大きな変化が起きる時にはドラスティックに切り換える。大きな変化も何度かあったことが過去のカードを探っていくとわかる。
発売初期に子どもから(いや、子どもの親からが正しい)欲しいカードが入っていなかったというクレームがあったそうで、すぐに片隅にレア度を示すマークが誕生。
それにしてもどんどん変化しているんだと今改めてサイトで知った。
ポケモンカードゲームトレーナーズサイト
http://www.pokemon-card.com/ポケモンカードゲーム開発室
http://www.pokemon-card.com/lab/


