ポスターハリス・カンパニーって知ってる?
2008年05月26日 20:00
ペヨトル工房の解散はもうそんなに過去のものになったのかと、ふとミルキィ・イソベさんから思いが動いた。解散イベントが2002年に京都大学の西部講堂でおこなわれ、私は陰の記録人として参加した。私の存在を知っているのは確か…4人だけのはず。イベントに積極的に参加されていた人とはまったく挨拶もせず、ただただ効率的に、効果的に撮影することだけを考えていた。あのイベント、1人で全部記録したんだから、もう。(あ、ボランティアは2人つけてもらいましたけど。)
上の写真は別会場で開かれていた「ウルトラ ポスター ハリスター コレクション展」のフライヤー。ミルキィさんが作ったもので、トレーディングカードの体裁。当時ミルキィさんはポケモンカードのデザインで忙しかったのを思い出す(今も続いている)。画像はポスターハリス・カンパニーの膨大なポスターコレクションから選び抜かれたもの。会場ではなく、撮影の打合せでペヨトル工房主催者の今野裕一さんに会いに行ったところでミルキィさんに見せてもらっている。「フライヤーって全部同じだって思うじゃない。これ、16種類あるの」ミルキィさん…。
さすがに別会場に行く余裕のない私は西部講堂入り口脇でフライヤーを発見。地道に16種類を探していたら…ミルキィさんに見つかった。私はその時代に東京にいなかったのが残念だけれど、寺山修司を筆頭に様々な才能が舞台を作っていた。その時代を代表する演劇のポスターばかり。
寺山修司の「観客席」という舞台は私もよく噂に聞く。今野さんはその現場にいた人だから、今野さんからも話を何度か聞いている。確かにこの舞台は観客席が重要だ。観客の質までが舞台の質に本質的に関わってくる。隣に座る人が純粋な客なのか、出演者の1人なのかわからない。こうなると自分も積極的に劇に関わらざるを得ない。言葉で書くと面倒くさい世界なのだが、観客席が完全に劇に取り込まれてしまう仕掛けなのだ。
今、情報は瞬時に(でもないけど)伝わり、新しい工夫が情報として簡単に手に入る。そう思っている。しかし、誰も寺山修司のしたことを超えてないというのも事実らしい。
ペヨトル工房は復活し、今野さんはなんだか忙しそうだ。ブログのおかげでそんなこともわかる。近いうちに覗いてみよう。と書いたところで自分も忙しいのよね。
ところでポスターハリス・カンパニーって、知ってますか?
ポスターハリス・カンパニー
http://posterharis.com/夜想/ペヨトル
http://www.yaso-peyotl.com/
