東京丸の内でカウパレードが始まっている。丸の内は2年ぶり3回目。今回もいかにも日本人だよなぁ、と頷いてしまう作品や、難しいこと考えずにやっちゃえばいいんじゃないのという楽しい牛が丸の内にごろごろしている(全部で73頭だそうだ)。デザイナーやアーティストもいれば、普段アートとは関係のない人もいる。そういうのを上下で考えないのもカウパレードならでは。
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岡村陸矢とキラキラっと、あっと!?応援団 「カウパレードな動物園」
カウパレードは1998年、スイスのチューリッヒで始まったもので、その時には地元のアーティスト(この段階でもアーティストの質云々という話はなかったようです)が、決まった形の牛の模型に自由に模様をつけて、街中に展示する、という公開アートイベント。作品を最後にチャリティオークションにかけた。ちなみにチューリッヒという町は芸術に対してとても理解の深い町で、町の中に素晴らしい美術館があるし、公共の場所に置かれている彫刻も見応えがある。
何があったのか、ここだけがわからないのだけれど、今では「カウパレード」を運営する団体がある。マークでわかるのだけれど、丸の内もこの団体から権利を購入して牛が届いているのは間違いない。そのホームページによると1999年にシカゴで始まったことになっている。権利の譲渡があったんじゃないかなぁ、と思うのだけれど、公式にはチューリッヒは消されているようだ。とはいえ、どこを見ても必ず「1998年、チューリッヒ」は見えてくる。
いずれにせよ、世界中の各地でカウパレードは行われている。そこではチャリティオークションが開かれている。チャリティと名乗るからにはその売上がどうなっていくかは明確にされるべきだと思うのだけれど、現状丸の内のサイトでは全然見えてこない。記事を探すと「社会貢献事業団体」という表現が見つかった。さて、どんな団体?
今回はそれなりにシニカルな牛が多いと感じた。けれど、世界中で展開されている中にはとんでもない作品が多々ある。それに比べるとまだ冒険が足りていないような…。それに台座のトラテープはぜひとも外してほしい。これだけで作品が歪んでしまう。


