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この大きさを仕上げる精神力こそ岡本太郎

2008年11月18日 11:05

JR渋谷駅から井の頭線への乗り換え通路で岡本太郎の壁画「明日の神話」を見てきた。巨大。東京都現代美術館でも壁ひとつを完全に埋めていたけれど、この大きな通路の壁でもぎりぎり。これだけの大きさを仕上げるというその精神力に驚く。

今日はこの通路で写真を撮っている人が山のようにいた。中にデザインか美術を学んでいるだろう学生らしき人の姿も多々。真剣に見入る姿もなかなかいい。警備員さんが立っていたんだけど、いつまでも続けるんだろうか。

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原爆についての思いがこの作品になったと言う。よく見るとひとつひとつのモチーフに意味があることがわかる。第五福竜丸も置かれている。

右下隅近くにある第五福竜丸がモチーフとなった部分
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渋谷で岡本太郎に出会う

2008年11月17日 17:19

東急Bunkamura地下のドゥ マゴもクリスマス…ですが、それよりもそこにいるのは岡本太郎さん!

» TARO WEEK|東急Bunkamura

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渋谷駅に設置が進んでいた岡本太郎の巨大な壁画「明日の神話」の公開を記念して、こうして展示したんだそうです。ちなみに写真撮影OKです。

岡本太郎像と「手の椅子」
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「座ることを拒否する椅子」
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南青山には岡本太郎記念館、子どもの城には「子どもの樹」、そして今回「明日の神話」が渋谷駅と岡本太郎と渋谷の縁がさらに深くなった感じです。「明日の神話」を帰りに見てみようと思います。

» 明日の神話
» 岡本太郎記念館

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「へうげもの」を手に取って楽しめる「へうげもの展」

2008年11月17日 14:10

大胆なもの、笑ってしまうもの、奇をてらったもの。かと思えば繊細なもの。モーニング連載の漫画「へうげもの」がきっかけとなって伊勢丹新宿店で開かれている「へうげもの展」は面白かった。こういうのを面白がれるっていいなあと会場で思った。若手陶芸家のユニット「へうげ十作」のメンバーの作品をたち吉プロデュースで展示。

» へうげもの展

» 伊勢丹新宿店

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中央には干菓子の型を敷き詰めてそこに大ぶりの器が並べられていた。百貨店の中なので、撮影するわけにもいかないので、へうげものblogの画像で説明しようと思うけれど、写真の真ん中、下の方にある淡い赤の茶器には驚いた。これを手にする勇気のある人は出て来い、と言いたげな感じ。ぜひ、会場で本物をご覧下さい。11月25日までです。

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それにしても古田織部を主人公にする漫画が人気なんて、日本ってけっこう面白い国なんじゃないかと改めて思ったり。

» へうげもの|モーニング

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幻想的な「光の庭 」、エデン・ガーデンのインスタレーション

2008年11月13日 18:54

たまには幻想的な風景をどうぞ。

夜、光の庭が広がっている。しかもそこは非日常的なエデン・プロジェクトのドーム状の空間にはさまれている。今ではイギリス有数の観光地でもあるエデン・ガーデンに照明デザイナー、ブルース・ムンローが施した光のインスタレーション。

» Dezeen
» Field of Light installation |Eden Project
» Bruce Munro

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エデン・プロジェクトは環境についての博物館と言えばいいんだろうか。バイオームと呼ばれる巨大なドーム状の空間の中には熱帯雨林と地中海の気候を再現されていて、世界中の植物が育てられている。

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» Eden Project

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100万本の結束バンドでできた柔らかそうな空間「The Third Space」

2008年11月12日 13:32

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100万本の結束バンド(ケーブル・タイとも言いますが)で作品を作ったら…。デザインに冠するサイトでは世界でまず一番参照されてるんではないかと思われるDezeenが紹介しています。

» Dezeen

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チューリッヒにあるグロイトマン・ボルゼン・デザインスタジオの指導のもと、ミュンヘンで美術や建築を学んでいる学生たちがこのインスタレーションを構築したんだそうです。タイトルは「The Third Space」。100万本ともなると結束バンドの細部は消えて、完全に素材としての繊維みたいです。

» greutmann bolzern designstudio

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細胞の内部に入ったような不思議な空間です。何がなんでも同じ素材だけで作る、というのはいい縛りになるんだなあと納得。


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ミニトらやんに丸の内で会った

2008年11月11日 13:46

東京駅にほど近い丸の内ギャラリーではフランスの写真家の展覧会をしていたのだけれど、ギャラリーの一角にミニトらやんがいた。

» 丸の内ギャラリー

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ミニトらやん


トらやんはヤノベケンジの作品のキャラクターとして(一部で)絶大の人気を誇っている。ミニトらやんは量産(多少)されているので、実は方々のギャラリーや美術館、さらには個人蒐集家の元に存在している。

現在開かれているヴァンサン・フルニエ展 『スペース・プロジェクト』と、ミニトらやんの相性はいい。

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火星砂漠研究基地 搭乗員 チーム54 アメリカ ユタ州 ハンクスヴィル 2006年 11月(ヴァンサン・フルニエ展より)

しかし、フルニエ展は宇宙を目指す仮想なのに対し、ヤノベケンジのトらやんはチェルノブイリを受けての放射線感知スーツ 。発想はまったく違うところにあるのがミソ。

» ヤノベケンジ

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絵ではありません、このカスタムバイクが実在します

2008年11月08日 16:26

このカスタムバイクの輝き。これ、イラストではなく、実在するんです。しかも作ったのは日本人で、佐賀市在住のグラフィックデザイナーCHICARA(永田力)さん。今、ニューヨークのippodo galleryでCHICARAさんのカスタムバイク4台が展示されているんだそうです。こんなニュースをWIREDから知るなんて…。

» Million Dollar Motorcycles|WIRED
» ippodo gallery
» chicara.com

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「CHICARA ART 4」1966年製のホンダをベースにして製作(2008)。

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「CHICARA ART 1」1939年製のハーレーダビッドソンをベースにして製作(2006)。2006年のカスタムバイクの世界大会で大賞を受賞。

WIREDでは「100万ドルのモーターサイクル」というタイトルでしたが、確かにそれだけの価値はありそうです。ちなみに、CHICARAさんは16歳の時にバイクで臨死の事故に遭い、8か月の入院を経験し、20歳でグラフィックデザイナーになり、30歳で独立。バイクへの愛情は消えることなく、1993年にバイクのカスタムを開始。7年をかけて最初の1台を作ったんだそうです。彼のカスタムの度合いは極めて高く、動力を伝える機構以外はほぼすべて彼の手作り。すごいです。

探してみたら佐賀新聞のニュースにこの話がありました↓

» カスタムバイクNYで個展 CHICARAさん|佐賀新聞

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作品があるのはわかるんですが、これ見えた人、いるんですか?

2008年11月07日 17:39

「瀬戸内海の風景の中、ひとつの場所に、時間をかけてアートをつくりあげていく」活動が続けられ島の至る所にアートがある直島。

» ベネッセアートサイト直島

絶壁にある杉本博司の写真
気づかない場所というか気づいてもオペラグラスか何かを使わないとなにが写っているのかわからない作品。いや、オペラグラス程度ではわからないかも。直島にあるベネッセミュージアムに同じ作家の作品があるので想像を膨らませて楽しむものかもしれない。
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この桟橋の先の方までいかないと見えない。

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杉本博司 「タイム・エクスポーズド 南太平洋、テアライ」1991年または、「タイム・エクスポーズド ミルトア海、スーニオン」1990年

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肉眼でもデジカメでもなにが写っているのか確認できない。

» 杉本博司 - Wikipedia
» Hiroshi Sugimoto(オフィシャルサイト)

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重力無視のシュールな写真

2008年11月07日 13:18

リー・ウェイという北京のアーティストの作品が面白い。重力を無視した作品で注目されています。

» Artist Liwei

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"Never Say Failure 1"
「マトリックス」みたいです。

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‘life at the high place 2’, 2008
女の子の頭の上に男の子が倒立した状態。

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‘life at the high place 4’, 2008
16人もの人達がワイヤーで吊られています。実はこうして撮影したものを後で画像処理しているんでしょうけど、こうして吊られた状態のものを見た後でも最終的な作品には不思議感が残っています。きっと重力って私たちの感覚に圧倒的な影響力を持っているに違いありません。

» new work by li wei

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若冲を描く

2008年11月05日 16:44

最近何かと取り上げられる伊藤若冲の「葡萄図」一筆戔を先日いただきました。それでふと思い出した話をひとつ。

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若冲「葡萄図」一筆箋 表紙 / 中

もう何年か前に京都の着物に関わっている女性と話をしていたら、若冲の絵から発想を得て友禅を描いている方がいらっしゃるとのこと。実際できあがった着物を人が着ている写真を見せてもらったのですが、見事にこの葡萄図が右の袖から裾に向かって形作られていて、他の部分はこの絵の調子を拡げていったものでした。

その女性が若冲を知っていたことで(まだ大規模な展覧会など開かれてなかった頃でした)、その作家さんはとても喜んでくれたそうです。こういうちょっといい話、好きです。京都って、こうして着物以外の様々なところから図案をいただくということがずっと1000年以上続いてきたんでしょうね。実はとてもすごい力を秘めているんだと思います。

»伊藤若冲「葡萄図」

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