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薩摩切子 手作りの持つ深い魅力

2009年4月17日 16:25 | save this page del.icio.us このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 薩摩切子 手作りの持つ深い魅力

「まぼろしの薩摩切子」見てきました(昨晩、夜間割引で)。これだけの量をまとめて見る機会はまずないでしょう。それだけに会場を出る頃には切子の目利きとは言いませんが、見る目が備わっているんじゃないかというくらい見えるようになります。展示がいいのと、本当にいいものが置かれているということでしょう。これはお勧め。自分で見て特によかったなと思ったのは下の3点。

» まぼろしの薩摩切子|サントリー美術館

藍色船形鉢。正直に言って私、あまり知識ありませんでしたけど、これだけは知ってました。かつて展覧会で一度見たことがあったんです。なんて想像力だろうと思いました。コウモリと太極を彫り込むなんて。色ガラスの部分の厚さも相当なものです。これ、欲しいです。複製じゃなくて。
kiriko1.jpg

紅色皿。「ぼかし」と表現されてましたが、色ガラス部分が薄くなるにつれ色が薄くなるんですが、手で彫っていくので、均一ではないんですね。そこがまた不思議な魅力になります。今の時代に復元して作られたものをこの後見たんですが、色の変化が精密なまでに同じで、この味わいがまったくなかったのに驚きました。
kiriko2.jpg

紅色菊花文三段重。切子という目で見ているだけにこうして円柱を見ると一瞬戸惑ったり。底は切子らしく、散らしてある菊花は上下の段で合わさるという工夫も驚き。
kiriko3.jpg

さらに篤姫の持ち物と推定されているひな道具のひとそろいには驚きました。ひな道具ですからとても小さいのですが、ひとつひとつ違う細工が凝らされたミニチュアの道具。職人技の極致を見た気がしました。

サントリー美術館は夜8時まで開いているので嬉しいです。サイトトップから「夜間入場割引券」を手にして行くのもいいと思います。6時以降の入場で100円引きです。

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