白川静「常用字解」
2008年05月21日 15:38
私の大好きな本だ。これ、辞書ではない。読み物だ。しかも、どこで読みやめてもいいし、どこから読み始めてもいい。白川静著「常用字解」。左がカバー。デザインは原研哉さん。だよな、と思ったもの、買った時。
表紙の真ん中にあるのは「口」という字の大元の形。口をかたどったものではなく、神に伝えるための祝詞を入れる器の形なんだそうだ。そういうことをするためにあるのがクチなのです、と昔の人は子どもを叱ったのかもしれない。
漢字の形がなぜそうなったのかが書かれた本である。この1冊は間違いなくデザインに活かせるので、是非机上に置いておきたい。私の場合、読む本がなくなった瞬間の救済の書でもある。現状114ページ。ここまでは全部読んだ。この先は今のところ必要だったところだけ読んでいる。
平凡社「常用字解」
http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/frame.cgi?page=browse.cgi&code=128005
