ちょっと話が政治めきますが…。大統領選を制したオバマさんの本名はバラク・フセイン・オバマ・ジュニア。ケニア生まれのアフリカ系アメリカ人でムスリムの父と、カンサス生まれの白人でプロテタントの母を持つという複雑な立場で生まれていることをご存知ですか? 彼自身はプロテスタントで、黒人初の大統領と紹介されるわけですが、彼の発言は今後常にこの事実を判断基準にされていく、今までの大統領にない困難なものになっていくのでしょう。
丁度今、私が読んでいるのはリチャード・パワーズの新著「われらが歌う時」という本。主人公は亡命ユダヤ人物理学者の父と黒人の母を持つピアニストという設定。
黒人に見える風貌なのにクラシック音楽を学び、やがてアメリカそのものとも言えるリズム&ブルースやポップス、ジャズに触れていく。アメリカの近代史を音楽をベースにして描いていく。まだ後半に入ったばかりなので、感想は言えないのですが、ことあるごとに白人からも黒人からも別の存在として受け止められていく姿が印象的です。
さて。アメリカはどこへ向かうのでしょうか。


