プロダクトデザインの仕事をしているとよく「引用」という言葉が聞かれます。○○をケータイにしたら、とかそういう場面。これがもう日常茶飯事なんですが、人に説明しようとするとなかなかいい具体例がありません。このスニーカー見た時に、おお、なんとわかりやすい引用!…と感じたわけです。オニツカタイガーとMINIのコラボレーションモデル。
これはオニツカタイガーのサイトにある壁紙。コラージュもプロダクトデザインを考える時によくやる手法ですが、これだとどこがどうMINIなの?…って感じですよね。
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MINIのサイトにある画像だと引用がはっきりわかります。MINIのグリルのデザインを正面に持ってきました。確かにそこはグリルの位置。わかりやすいです。
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ドアの内側に見える楕円形。これはソールのデザインの元になっています。外からは見えにくい場所はインテリアからの引用というのがこのデザインのルールになっているようです。
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フロントライトは車のアクセントとして特徴が出やすい部分。これもアイデアとしてもらっています。靴ひもの穴をすべて、ではなく2カ所だけ輝かせてスタイルをもらってきました。
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これは引用ではないですね。そのまんま。MINIのロゴが付いています。
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「デザインの引用」というのは別に何かの要素をそのまま別のものに取り付けることではなく、それをヒントにしてデザインを組み立てる部品にするような作業。こんなにわかりやすい引用はそうそうありませんが、プロダクトデザインをしている人々はいつも何かを引用しては新しいデザインを生み出しています。


