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デザイナーの心得の記事一覧

劇的3時間SHOWで感じた糸井重里さん達のおもてなし

2009年10月13日 22:27 はてなブックマーク - 劇的3時間SHOWで感じた糸井重里さん達のおもてなし このエントリーを含むはてなブックマーク

先週金曜日に青山のスパイラルホールで行われた劇的3時間SHOWというイベントの糸井重里さんの回に行って来ました。ほぼ日刊イトイ新聞の打ち合わせを公開で行い、糸井さんと「ほぼ日」乗組員達の本気を見せるという内容でした。

» 劇的3時間SHOW 10人のコンテンツプロフェッショナルが語る

今回かなりびっくりしたのが、ゲストに対してのおもてなし。会場に入ったら、各自の椅子に「ほぼ日刊イトイ新聞の謎。」が置かれ...。
gekiteki3hoursshow_02.jpg

帰りには休憩中に撮った集合写真と公開打ち合わせの途中まで(ほぼ日の企画のところ)の議事録が用意されていて、頂いて帰ることができました。
gekiteki3hoursshow_01.jpg

打ち合わせで議事録を配るというのは当然かもしれませんが、350人も出席する公開打ち合わせで人数分のプリントアウトを準備し、帰るタイミングに合わせるという行動に驚きました。

また個人的には糸井さんが途中で話していた「赤字になることはやらない」と最後の「普通の人が、普通に仕事をして、おもしろいことをやる」という辺りの話が非常に考えさせられる内容だなと思いました。その他にもキノコの話や白いブリーフの話など後日「ほぼ日」にアップされるコンテンツに期待が高まる内容でした。

公開打ち合わせの様子が打ち合わせ中に更新されていました。
» ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日グッズなど ただいま製作中!

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仕事の迷い方

2009年8月21日 16:30 はてなブックマーク - 仕事の迷い方 このエントリーを含むはてなブックマーク

毎度迷わずにさっさと仕上げてしまう人というのもいますが、どうなんでしょうね。デザインの場合それはあまりいいことではないように思います。いい意味で迷いのあった方がいい結果が出せると思います。いい迷い方っていうのはこんなことじゃないかと思うのです。

blue_ngr.jpg

  1. 迷いましょう
    サッサーと仕上げてしまう人の場合、その人の好みの範囲の仕事しかまず出来ません。実際にいいクリエイターでこういうタイプは皆無だと思います。もしも自分がサッサーというタイプだったら少し考え直した方がいいかもしれません。線ひとつ入れるか入れないか、悩む。曲面を入れるか入れないか、悩む。迷うのはいい結果を出すのにいいことだと思います。
  2. なぜそうするのかの理由を考えましょう
    そして袋小路に入らないようにするためには。なぜそうするのかという理由を考える癖をつけておくといいでしょう。そういう理由の組み合せがいい結果につながっていきます。
  3. 整合性を考えましょう
    こうして組み立てていくとやがて不都合が出て来たりします。もう一度迷いましょう。ここでもなぜそうするのかという理由、つまり整合性を考えましょう。

この繰り返しで作業をするとちゃんと考えた結果としてのデザインが出来ていきます。他の仕事でもそうですけどね。こういうことを普段からしておかないと、「かっこいい」とか「かわいい」とかでしか自分の作ったデザインを語れなくなってしまいます。

とはいえ、一人で袋小路に入っているのはいい迷い方ではありません。その時は周りの人に訊きましょう。迷う時にはきちんと迷いましょう。

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写真には別にルールはないという真実

2009年8月20日 17:21 はてなブックマーク - 写真には別にルールはないという真実 このエントリーを含むはてなブックマーク

写真がうまくなりたい、とよく聞きますが、写真に本当はうまいもへたもないんだと思います。違いますか? そもそもカメラという存在自体が定義不可能な感じになってきています。写真を山ほど置いておくことのできるFlickrでは今最も多い画像はiPhoneからの画像だそうです。そういう時代なんです。とはいえ、うまくなりたい、という人のためにアドバイス。

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  1. ここを見て、と念じて撮る
    これだけだと思うんですけどね、要は。構図を考えるのがいけないんです。構図というのはそもそも初心者に失敗しないための方法を教えるもの(いけばなの基本に似ています)。後からトリミングできるのにそんなの考える必要はありません。ここ見て!…そう思って撮りましょう。だって、ここ見て!と思うからシャッター切るんですよね? 純粋に。ここ見て!…で後でちょっとトリミングするのをお勧めします。
  2. 冒険をする
    少しの失敗を恐れる必要はありません。やっちゃいましょう。こんなことしてみちゃう?…と妙な冒険に走りましょう。蜷川実花さんだってファインダーを覗かないでシャッターを切るという荒技が新鮮な写真を生み出したんです。ちょっと冒険してみましょう。
  3. 絞りで遊ぶ
    特に日射しの強い夏場はこれが有効です。無闇に搾りを開いてみたり、逆に思い切り絞ってみたり。夏だからこその変わった風景が生まれます。ちなみに上の写真は森の中で上から光が落ちている場所を見つけたので、思い切り絞って撮ってみたもの。昼なのか夜なのかわからない不思議な写真になりました。

こんな感じで遊んでみてはいかが? もちろん、プロにはプロの方法はありますが、それよりもこんな遊び方の方が今の時代にはあっていると思います。ルールなんてありません。楽しみましょう。

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何のためにやってるんだっけ?

2009年8月19日 17:39 はてなブックマーク - 何のためにやってるんだっけ? このエントリーを含むはてなブックマーク

仕事って何なんだ?…そう思って立ち止まってしまうことありませんか? こんなの自分に回すなよとか、こんな仕事してどうすんだよ、とか。思った後にそんなこと考えた自分が嫌になったり。恋愛だと終わった後にしか考えないのに、仕事だとまさに仕事中に考えてしまうもんなんですね。

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こんな風に思ってしまうのを防ぐ(?)ために、私はいつも3つのことを心掛けています。まあ、40も過ぎるとそのくらいの気持ちのシフトはすぐできるんですよ。若い人にぜひ聞いてほしい部分です。これはどんな小さな仕事にでも言えることなので、ぜひ、心掛けてほしいです。

  1. 自分なりの工夫を加え、作る理由を生み出す
  2. まず、自分は今回の仕事を通して、何を得ることができるのか。これを自分で考えましょう。チラシひとつ作るにも自分なりの工夫をひとつ加えてみる。映像制作なら新しい演出に挑戦してみる。小さなことでもいいから、新しい何かを取り入れるように努力しましょう。

    ミルキィ・イソベさんのブック・デザインの制作過程をその昔よく拝見していたんですが、必ず今回の工夫を入れているのが印象的でした。おかげで今も本屋でミルキィさんの装幀を見ると「今回の工夫」を探してしまいます。

    ついでに自分の話をしますと仕事柄パワーポイントをよく使うんですが、標準レイアウトなどは一切使いません(イラストレーターにあったら笑いますよね)。あのレイアウトの中で考えるのがベストなはずがないからです。毎回、今回必要な要素というところからレイアウトを考えていきます。こうすれば工夫しないわけにいきません。(だからチラシを甘くみるな、とよく言っているんですけど…。)毎回同じスタイルのプレゼンをしている人がよくいますが、相手の顔を見ていないんでしょうね(アップルが毎度同じなのはあのスタイルを自ら作ったんであって、標準レイアウトではないんです)。

  3. 近い将来のための目標を持つ

  4. 続いて。自分の仕事を通して、近い将来の自分の姿を考えてみましょう。この1年ほどこのブログを書いていますが、書き始めた頃と今では英語を読む速度が確実に違うのに驚いています。1年前にはきっとそうなると思ってましたけど、確かになりました。こうなろうという目標を持つことでそうなっていくとは必ずしもいきませんが、目標を持たなかったら手に入るはずがすでにないと思います。そして目標に照らし合わせて、その目標のために今そこにある仕事を役立てようと、自分のための仕事としてしまうんです。

  5. やっつけ仕事はしないと自分に誓う

  6. そして、「どうせ…」とか言わない。時間のない、確かにやっつけ仕事かもしれません。しかしそれでも自分のためにはやっつけ仕事にしないことを心掛けましょう。やっつけ仕事は見抜かれます。一度やったらそのクライアントからの仕事は来なくなると思いましょう。

そして自分がやったと自信を持って言えるものを作りましょう。考えてみればどんな仕事でもそこは同じですね。

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今どきのデザイナーに必要な10のスキル

2009年8月 4日 10:04 はてなブックマーク - 今どきのデザイナーに必要な10のスキル このエントリーを含むはてなブックマーク

10skills.jpg

「could」のエントリーでなるほどなぁ、と思って遡ってみました。コンピューターの浸透や、エンジニアリングとデザインの強い共鳴の激増する様子を考えてみてもとても示唆的だと思います。(あ、真面目すぎ?)でも、デザインだけでなく、すべての開発の場所にいる人には参考になると思います。ちょっと私なりに訳してみたいと思います。意訳ではなく思いをこめて、自戒をこめて。

» 今のデザイナーに必要な10のスキル : could

» Beyond Design, 10 Skills Designers Need to Succeed Now | Think.Design | Fast Company

  1. 強い好奇心 興味を持ったら理解するまで調べる。これが最終的にインパクトのあるものを作れるかどうかの鍵になる。
  2. 想像力 アイデアとタイミングを活かして当たり前ではないものを見いだす。年上の人の方が引き出しは多いんだよねぇ、としりあがり寿さんが言っていたのをふと思い出しました。
  3. 客観的で自覚的であること 自分のできること、していることを客観的に見ること、またそれを意識的にできること。
  4. きっちりしたコミュニケーション ビジネスの言葉とデザインの言葉は往々にしてズレています。そこをきちんとコミュニケーションを通して解決していきましょう。自社の開発とデザインの間でもよく起きてることですよね。大事です、コミュニケーション。
  5. 効果的な物語作り なぜこういうデザインにしようとするのかをきちんと語れるようになりましょう。時には詩的な表現でも有効です。ターゲットに即した物語も有効です。きちんと説得できる物語を用意しましょう。日本みたいにターゲットを明確にしないと売れない場所では特に重要です。よく売れている雑誌を見ると参考になるかと思います。「おとなの…」なんて雑誌は実はそれがきちんとできているいい例かも。
  6. さっさとやる 自分で考えると言って貯め込まないこと。自分が流れのボトルネックにならないこと。
  7. ビジネス目線 常にクライアントや市場を考慮してのデザインであること。つまりちゃんと説得できる努力をしろってことですよね。しましょう。
  8. 地球目線 今や環境問題や世界市場を意識することは当然のこと、ということになってます。これを常に意識しておかないといけません。
  9. 今する理由 今それを作る理由という質問に常に答えられるようにしておきましょう。社会、市場、環境…今の時代の要請に合っていると胸を張って言えるデザインは強いです。
  10. 才能 最後にこれですか。これについては原文を訳す意味もないんですが、とはいえ、しかし、才能というのは常に磨くべきものだと思います。もちろん、磨くまでもなくすごい人もいますし、どれだけ磨こうとしても無理な人はいます。きついなあ、最後に才能ですか。

なんだかサボっていたランニングを明日からやらないとなあと思っているアスリートが言っているような文章ではあります。

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