オゾン層問題が終わったわけじゃない
2008年11月09日 10:30 | コメント (0) | コメントを投稿 | トラックバック (0)
今年のオゾンホールが最大となったのは9月12日で、2700万平方kmに及んだとNASAが発表している。これは平年並で、2000年前後のピーク時に比べると3.8%小さくなったそうだ。とはいえ過去5番目に大きいとも言えるとNASAの科学者が証言している。
以前と違うなあと思ったのはオゾンの量の表示の精細さ。以前の表示だと純粋に穴が開いてるのかと思ったけれど、この図が示す通りオゾンの濃度の低い領域が南極周辺に存在するということだ。そして南半球の春先になると最大規模になる。今の観測データは衛星から送られてくるのだろうけれど、NASAでは「オゾンホール ウォッチ」というサイトで日々の変化を公開している。
正直に言えば、地球規模で起きていることのすべてを科学者が知っているわけではない。しかしフロン類から発生する塩素や臭素がオゾンを破壊することは知られていて、遅まきながら人類はこれに対してフロン類の使用を止める措置を取ってはいる。そのこととピークが2000年前後だったことが直接関係しているのならば、人類はちょっとはいいことをしたことになる。でも、本当のところはまだわからない。
こんな時、人類にできることは「やるだけのことをやって、状況を記録する」ってことなんでしょう。人々の目が二酸化炭素量ばかりになっているけれど、他にもいろんなことが起きているんだよなあ…と、時々立ち寄るNASAサイトで思った日曜日の朝。
そんなことデザインに関係ないって? そんなことはありません。何かの素材が明日から使えなくなる時代です。そしたらデザイナーはエンジニアと一緒に代替素材の特性、成型方法、強度確認などをおこなわないといけないのです。それはデザインの問題になってしまうのです。

