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意味を超越したピクトさん

2008年10月29日 14:55

上野の東京文化会館の大きな柱に巨大なピクトさんがいた。ぼけっと見入ってしまった。これは日本ピクトさん学会に報告すべき事件かも。名古屋名物ナナちゃんに比べたら小さいけど、十分に大きい。これは美術作品の一部。上野タウンアートミュージアムという東京藝術大学と台東区がおこなっている活動の一環。

» 上野タウンアートミュージアム

pict_junsui.jpg
長尾望「私たちの幸福であるべき暮らし」(一部)

ピクトグラムというのはそのサインを見ただけでどう行動すればいいかを示すために作られたもの。こういうある意味、純粋なピクトさんはまずいない。だって、このピクトさんは私たちに何をしろ、というメッセージはないんだもの。非常口だとか、こうすると危険だとか、男子トイレだとかの説明をまったくしていない。デザインとアートがここではきちんと融合していました。

» 日本ピクトさん学会

ピクトさんファンには、こちらもお勧め↓
» 旅×内海慶一|ANA

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エヴァンゲリオンをロゴにしたら?

2008年10月28日 14:45

これでエヴァンゲリオンだってわかりますよね? エヴァをロゴにおとし込む手際がすごい。これ以上減らしたら多分わからなくなるし、これより多いんだったら説明しすぎ、という感じ。

eva_log_ma.jpg

明朝体にこだわり、素材感や色彩にこだわる、あのシリーズを直接作っていたスタッフにはできない簡略化だな、と思ったのはこの春、半年前のこと。渋谷のどこで見たのか…。見た瞬間にエヴァだよ、と思った。しかしそこにはアニメの図像を持ち込んだTシャツや、映画の中に登場したゼーレやネルフのマークをそのままプリントした純然たるファンの感覚はない。平面に、そして1色使いに落とし込む、エンブレムというよりも日本の紋章に近い、つまりはロゴに落とし込む作業がなされていた。

minotaurshop.jpg

今日、渋谷のパルコの地下でこれを売っていただろう店を発見した。フライヤーをいただいた。「MINOTAUR SHOP BY TOSHIKAZU AND MA」そこで見たロゴから再構築したのが上記の画像。そして大人のためのエヴァグッズを作り出そうという組織「ラヂオヱヴァ」というのが関わっているようだ。

» MINOTAUR SHOP BY TOSHIKAZU AND MA

» ラヂオヱヴァ

しかしこれだけ綺麗にこなしたのはどんな人なんだろうか。

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読み解く楽しみがあるロゴマーク

2008年10月27日 16:41

パルコの一角でしばらく悩んでしまった。四角いカードにロゴらしきもの。これもひとつの手ですよね。読み解く楽しみのあるデザイン。

これは日比野克彦さんの事務所から始まったH'ACTION.(ハクション)のショップ「東京アーティストマンション」のカードでした。「Tokyo Artist Mansion」で「TAM」。左側の置き方が正しくて、TとAがMの上に載っている。なるほど。色が加わるとすぐにわかるという工夫もウェブでは面白かった。

» Tokyo Artist Mansion

tam.jpg

板を2枚使って実際に作ってみたくなる形。類似作品もないし、一度覚えたら忘れないロゴだと思います。トリックアートで有名な福田繁雄さんの作品に通じるものがあります。


» Tokyo 福田繁雄さんの過去の作品展より

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このかわいいマークが、あの有名な中国茶の店だったとは

2008年10月22日 16:30

なんてかわいいお茶のマーク…と思ったら、ここが海風號(かいふうごう)だったんだ! 噂にはよく聞いていた中国茶の店。

» 海風號

kaifugo.jpg

昨日、仕事で東麻布に行って、ふと目についたこのサイン。実力のあるところがかわい気なサインを用意すると余裕を感じる。エルメスもそう言えばよくかわいいサインを使っている。こういうのを実力が伴わないところがやると時に目も当てられないような結果になるので要注意。

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バカ殿以上!? 見るだけで元気になる足利尊氏公マラソン大会のロゴなのに…

2008年10月10日 14:41

第31回足利尊氏公マラソン大会のロゴは元気がいい。足利尊氏が多分トップで走ってゴールを切った様子。バカ殿以上に威勢がいい。記事によると16件しか応募はなかったそうだが、これが手に入ればいいじゃないですか。ラッキー!

» 東京新聞ニュース

takauji.jpg

しかしこのロゴはサイトにまったく反映されていないのが残念。早く反映させてほしいものだ。っていうか、来年もこれでいきませんか?

» 第31回足利尊氏公マラソン大会

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素晴らしいロゴをデザインするための45の法則?

2008年10月05日 15:05

なかなかいい記事だなあと思って、身近にあるロゴ(なんでもいいんです、商品名でも店舗でも会社でも)を眺めてしまいました。「素晴らしいロゴをデザインするための45の法則」。

» 素晴らしいロゴをデザインするための45の法則

ポール・ランドだったらどういうのかなとふと思いましたが、視認性の大切さがよくわかります。パッと見て類似したものがないことがとても重要です。ランドはそれを「小さくしてもわかること」とよく言っていたように思います。

45もあるとなかなか難しいようですが、実際はこのうちの10個程度に当てはまれば他の多くも満たしていると思います。個人的に強く賛成したいのは「3つ以上の色を使わない」「可能ならロゴを正方形におさめる」「特別なエフェクトを使わない」「地球をシンボルに使わない」の4点。

3つ以上の色を使わない、というのは時代の変化の中で重要。かつてのドコモロゴを今見ると陳腐だと感じるのは間違いなく色遣い。あれを作った時には誰もそう感じなかったはずです。今見ると水色と赤の関係も緑と水色の関係も色合いが違うように感じますが、それは今どきからはずれているから。

docomo_newlogo.jpg

可能ならロゴを正方形におさめる、というのはポール・ランドもしつこく言っています。縦長、横長、いずれにしてももっとも大きく使えるのが正方形。最近の日本のロゴは妙に横に長いのが多くて、縦長看板の見にくさはどうしようもありません。ドコモショップで見かける幟を見ればわかりますよね。あのロゴを縦に書くとなんだか全然わかりません。残念、ロゴとしての機能半減です。

特別なエフェクトを使わない、というのも全然理解されてないようで、たとえばグラデーション。企業の偉い人ってなぜかこういうのにひっかかりやすいので、ロゴ提案の時にはグラデーションの入っているものは絶対に出さない方がいいです。それから金銀のような光をイメージしたもの。印刷で再現性が低いので避けるべきです。

たとえばNHKの現在のロゴ。卵はもうレインボーグラデーションです。印刷で汚くなる代表例。なぜこれになってしまったかは「時の会長が虹色を気に入ってしまった」に違いありません。

logo_nhk.jpg


そして普通に使われているのはこちらの深い灰色のたまごのもの。
logo_nhk_sim.jpg
視認性も含め、こちらの方がずっと使いやすいです。デザイナーとしてはこちらに落ち着いて欲しかったんだと思います。さらに、たまごなしの「昔のロゴから角が取れた」バージョンの使用率が高いのもそちらの方がパッと見でわかりやすいからでしょう。いろいろ用意しておいてよかった、とデザイン担当者は思っているに違いありません。

偉いのは視認性の高さ。たまご3つがこの形で並んでいて、中が塗りつぶしてあったとしても今の普通の日本人はこれをNHKのロゴだと認識してしまうでしょう。似た形はないのです。その上、別ロゴとも言えるNHKの文字だけのものも認める状態を作っています。(つまり問題は虹色部分なんです。)

» NHK(サイト内のロゴ使用状況に注目)

地球を使わない、というのも重要です。使っちゃってるところは早めに外した方がいいと思います。グローバルとか、エコとか、言いたいんでしょうけど、そんなことは今の時代には何のメッセージ性もありません。当然のことなんですから。

さて。辛口はこのくらいにしてこの45項目をほぼ満たしている、個人的にはその上を行ってるんじゃないかと思うロゴの話をしたいと思います。国立新美術館のロゴです。まず、一番重要なのですが、このロゴの類似品、どこにもありません。そして、四角いです。1色(使い方によって2色)です。作ったのは佐藤可士和。これ、近年の大ヒットだと私は思ってます。初めて見た時には何じゃこれ、と思いましたよ、確かに。しかし類似品がまったくないロゴはまだまだ作れるんだ、と感心しました。

一番下に小さなロゴがありますが、これでもわかりますよね? これが視認性です。

» 国立新美術館

sinbi.jpg

logo_en.jpg

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のぼってはいけないと言われるとのぼりたくなるのが人間?

2008年09月29日 17:39

人というのはどうも高いところが好きなようです。

no_climbing.jpg
横浜大桟橋の至る所に取り付けられている「のぼらないでください」のサイン。同じピクトさんが大桟橋全体に展開しています。この建築をデザインした方は今の状況をご存知なんでしょうか。少々風景としては残念ですが、きっとここで怪我する人がけっこう出ているのでしょう。

no_climbing2.jpg
こちらは青森県弘前公園の土塁に取り付けられた「土塁にのぼらないでください」のサイン。お城で今も土塁が残っているところはそれほど多くないと思います。その意味でもこの土塁はそのまま残してほしいものです。ここでも土塁ごとに同じピクトさんが展開しています。

» おもしろいピクトさんがいっぱいの日本ピクトさん学会

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とんちの利いたマークって減ってるような?

2008年09月21日 14:55

人形町の志乃多寿司のマークって、とんち利いてるんです。「の」が4つで「しの」。真ん中に「田」。これで「しのだ」。こういうシンボルマークって日本でしかできないよなと思うんですけど、だいぶ減っているような気がします。

sinoda.jpg
» 志乃多寿司

都道府県だと島根県が「マ」を4つ丸く並べて「シマ」としたのを県章にしていますが、「ね」をどこかに利かせてほしかった。佐賀県も「ガ」が3つで「サガ」。まあいいんですけどね。もう一声って感じです。

県章・市章ダウンロードという場所があって、ここでいろいろ見るんですけど、今ひとつ突き抜けたのが見つからないです。…って日曜日に私は何をしているんだろう。

» 県章・市章ダウンロード

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エコでない商品だと伝える、コクヨの決意

2008年09月18日 11:58

コクヨの商品には「エコバツ」マークのついているものがある。コクヨの考える環境配慮のできていない製品を自らのカタログで示すもので、3年間で「エコバツ」をなくす決意だと言う。

» コクヨ 「エコバツ」マークとは?

kokuyo_cata.jpg
コクヨのカタログより。エコバツマークが見える。

コクヨの考えている環境配慮は11項目あって、これがひとつでも欠けていたらバツが付いてしまう。けっこうきつい。

●エコマークが付いている:これは外部審査で環境に対し配慮していることが認められないといけない。財団法人日本環境協会の認定商品の証し。
» エコマーク

●グリーン購入法に適合している:公的機関が循環型社会実現のために、調達する際に基準とするもので、これがないと公的機関で利用してもらえない。
» グリーン購入法

●FSCマークが付いている:日本森林管理協議会(FSC)の流通管理認証を取得し、森林の保全に対し、ある基準を満たしていることをしめすもの。
» FSC

この3項目が外部要因。そしてあとの8項目は内部での査定。

●再生材料の使用:古紙や牛乳パック、廃プラスチックなどを部材に利用している。
●代替材料の使用:従来よりも環境負荷の少ない材料を使う。オゾン層に影響を与えない素材の使用など。
●リサイクル:設計段階からリサイクルを考慮し、廃棄物の分別のできる商品。
●詰替方式:内容物の補充、詰替えにより、本体を繰り返し使える商品。
●部材交換:部材の一部が交換でき、長く使えるように工夫している。
●洗濯可能:張り地の着脱・選択が可能な椅子など、部材の一部が洗濯可能で長く使えるように工夫している。
●VOC対策:木材材料、接着剤などで室内環境での影響が極めて少ない材料の利用。
●省エネ:省エネに配慮した電気製品。

これだけの要素をクリアしようとすると随分と大変じゃないかと思うけれど、現状でエコバツな商品はコクヨ全商品の48%。すでに半分以上はクリアしているわけだ。しかしこれを堂々と見せるのは相当な決意だと思う。

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旅行の前にちょっと見ておくと便利な都道府県のシンボル

2008年09月16日 16:26

全国知事会のホームページというのがあって、各都道府県のシンボルを一堂に並べている場所がある。ちょっとした旅行は出張の前にちょっとここでその付近のことを知っておくとけっこう便利です。はい、先日青森に突然行った時にもここ覗きました。青森県の木はブナだとばかり思ってましたが、違ったんです。

» 都道府県のシンボル一覧表

todohuken_simbl.jpg

シンボルをクリックするとその県のことが少しわかる、という工夫は嬉しいです。

» 全国知事会

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