すごく簡単にわかりやすく、いい写真の撮り方を教えてくれています。
すごいなあ、と思ったのは抽象的なことを全然言っていないので、すぐ実践できること。私は長年学んじゃっていて、そこでの知識と全然違うのも驚き。即効性があります。これ、確かにオススメできます。10項目あります。
- パターン:繰り返しのパターンの強調。
- シンメトリー:対称性を使うと強い印象を与える。
- テクスチャ:光に角度をつけてテクスチャを引き立てる。
- 被写界深度:被写界深度を浅くして前景を浮き立たせる。
- ライン:光、煙、流れ…ラインを入れ込むとインパクトが出ます。
- フレーミング:画面の中にもうひとつのフレームを入れて注目させる。
- パース:遠近感を強調することで劇的な表情を作る。
- スペース:空白によって印象的な効果を与える。
- バランス:複数の対象物の配置を考える。
- カラー:際立った色でまとめる。
確かにこれだけ覚えていたら、伝えたいことがわかる、綺麗な写真が撮れそうです。
実践、というわけでもないですけど、この写真なんか、カラー+スペース、ってとこなんでしょうね。私がかつてスイスで撮った猫の写真ですけど。この猫、ずっと私の行動を目で追ってたんです。何が面白かったんだろう…。
とはいえ、この10項目を守っていると、素材集のひとつにありそうな写真になってしまいがち。それを越えてオリジナル、というのはこれだけではなかなかできません。そこで!
コリスの上のレベルをご紹介しましょう。もっとも、コリスの10項目のままの方が基本的に簡単にきちんとしたものを撮ることができるので、コリスの10項目をしっかり覚えてからこの先に進みましょう。すべて10項目のアンチでできています。今、知られているフォトグラファーの多くはこちらの路線で個性を作っています。
- 壊れたパターン:パターンのほつれを画面に組み込む。
- アシンメトリー:対称性を壊す。
- フラットライト:平板に見せてそこに模様を感じさせる。
- パンフォーカス:被写界深度を深くしてすべてをきちんと見せる。
- ハイスピード:人が普段感じられないシャッター速度で見えない瞬間を見せる。
- バッドフレーミング:故意に(またはアドリブで)画角を外す。
- フラット:遠近感のない、物そのもの、素材そのもの。。
- スーパークローズアップ:人間の見た目以上に接近して細部を見せる。
- アウト・オブ・バランス:複数の対象物の配置を落ち着かなくする。
- マルチカラー:色のごった煮にする。
…この素材は私は持ってませんが、ありますよね、風船割った瞬間とか。そこまでいかなくても流れが止まって見えている川の瀬とか。
…これも個人的には持っていないタイプ。蜷川実花さんの必殺技とも言われてます。
ファインダー見ないで撮る!
» 蜷川実花
それでは、自分ならではの写真を楽しみましょう!


