サンダンス映画祭のドキュメンタリー部門でイルカの美しさを訴える映画「The Cove(入り江)」が観客賞をとったそうです…と言えば聞こえがいいんですが、この映画は日本の沿岸漁業がイルカを含む鯨類の漁を続けていると強く非難しています。映像というのは印象だけで人々を反対に導いたりすることに注意しなければいけないんですが、どうなることやら。
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映像の中で少々ずるい編集がおこなわれているのも確か。マグロの競りの場面を使って、さりげなく日本ではイルカも同じように扱っていると印象付けています。それにしてもこの映画の「入り江」として撮影されてしまった太地はどうなっていくんでしょうか。



コメント (4)
今日映画「The Cove」を観ました。マグロの競りのシーンは、日本IWC会長がイルカが魚を食べるために我々の食用魚が激減していると主張したのに対し、当フィルムが魚の減少の一番の原因は我々人間の大量捕獲だと言っているシーンで映されていたもので、ずるい編集とは思いませんでした。
他のブログでも、多くの日本人が「The Cove」は「日本人の捕鯨に対する反捕鯨映画」だと捉え「だったら他の食用動物に対してはどうなるのか」と反論しているようですが、「The Cove」の基本的論点は3つだったように思います。1つは、水族館などでのイルカショーやイルカの飼育がイルカに対して極度のストレスを与えていること。2つは、イルカに含まれる水銀が安全とされる値の40倍以上あり、それを「鯨肉」として学校給食や市場に売っていること。そして3つ目が、上記2点の主なイルカ提供地である和歌山県太地町のイルカ漁に対する抗議です。
是非日本でも上映されて、「The Cove」がきちんとしたかたちで日本人にも受け止められれば良いと思います。
2009年8月 9日 15:23 | このコメントの固定リンク | ▲
コメントありがとうございます。
私の書いたものはあくまで予告編の編集についてのものです。予告編は間違いなく、あおっています。
映画自体がそうでないとしたら、逆効果かもしれませんね。
2009年8月 9日 19:32 | このコメントの固定リンク | ▲
コメントさせて頂きます。
私も海外にてこの映画を見ましたが、やまもとさんと全くの同意見です。
日本のワイドショーでの映画の紹介のされ方や、インターネット上書き込みを見る限り、ほとんどの日本人の方はこの映画の本編をみないで、ただただ主観的な意見を述べているだけにすぎないと思いました。
そもそも予告編で受けた印象だけで、本編も見ずに思った事をどうこう書くのはあまり賢いやり方とは思いませんし、フェアだとも思いません。
日本で是非この映画が上映され、皆さんのこの映画に対する認識が変わってくれればと思います。
2009年9月12日 14:43 | このコメントの固定リンク | ▲
僕も映画の内容について極度に強いイルカ漁反対の匂いを感じました。ドキュメンタリー映画という立場においてもうすこし漁師の方々の意見を公平に取り上げてもよかったのではないのかと思います。ドキュメンタリー制作に関わっている方々が反対をする光景を流す時には”悪に挑む正義”的な音楽を流し、漁師の方々が漁をされている時には悲しそうな音楽を流すのではあまりにも偏見に満ちた報道に思え、それを世界の意見番の一つであるニューヨークタイムズにおいても”涙があふれる”という捉え方をするのみにとどまった所にも少しがっかりしました。
隣人愛を説いていたのは確かキリスト教だったと思います。ドキュメンタリー制作者の愛がイルカで止まってしまい、なぜ和歌山のつつましく暮らす漁師達に及ばなかったのかが少し残念でした。イルカ漁に反対をするにしても、なぜ人々がイルカ漁を始めたのか、そして今続けている事になんの疑問も抱いていないのか、そこを調査し説得していくべきなのではないでしょうか。何かを絶対的な悪と決めつける批判法こそが実は一番危険な物事の解決法であることを僕たちは黒人奴隷の歴史やユダヤ人迫害の歴史からもっと学んでもいい様に思えます。
2009年11月30日 15:54 | このコメントの固定リンク | ▲