景勝地へ行ったら、あなたは風景を見渡す。基本的には首を左右に動かして、雄大な風景を感じたりする。記念写真でもない限り、こんな風に風景を感じたりはしない。
雄大な風景を見た時に人がすることは
1)全体を眺めること
2)全体を眺め回すこと
3)一部に対し注目すること
がある。
1がカメラを固定したロングショットであり、
2が画角を変えないパンショットであり、
3が日本の言葉で言うズームインである。
眺める/注目するという作業を映像にするとこういう動きが基本となる。これはただの基本であり、実際にはもっと複雑な要素が関わり、複雑な動きをする。しかしそれは映像であって、人間の基本的なものの見方はこのくらいの意味合いで普段使われている。もちろん実際の人間の目にはズーム機構はない。しかし心理的にはそういう動きをしている。その意味でこのくらいは人間の目の機構として考えておきたい。


